社会人におすすめしたい!効果的な読書の方法
本は人生を豊かにし、悩みを解決へ導き、成長をサポートしてくれます。
平凡な日常に小説が彩りを与えてくれ、
ビジネス書が困難を突破する時の支えとなってくるでしょう。
でも読書をしているけど、
その効果をあまり感じられないということはありませんか?
忙しい合間を縫って読むのですから、
確実に身に付く、ここぞという時に役立つ、
そんな効果的な読書がしたいですよね。
今回は読書を仕事に活かしたい社会人の方に向けて、
効果的な読書の方法を解説します。
読書のメリット
継続して読書をするとメリットがたくさんあります。
読書の習慣があると、どんなメリットがあるのか具体的にみていきましょう。
◆仕事に役立てられる
読書を続けていると、ビジネス書や自己啓発本でなくでも、
本は仕事のいろいろな場面で役立つと感じることがあります。
例えば小説であってもビジネスマンが主人公であれば、
仕事に対する考え方や姿勢などのビジネスマインドが学べます。
歴史小説であれば、歴史の知識や英雄たちの精神、
考え方を知ることで、仕事の取り組み方に変化が現われるでしょう。
今までにない価値観を創出した偉人の功績を学べば、
新しいアイデアを発見でき、物事の見方がガラリとかわります。
どんな本でも少し視点を変えると仕事の役に立つものです。
楽しく読むだけではなく、
知りたい情報を探すように意識して読むことがポイントです。
読書しただけではもったいないので、
学んだ知識をどんどん仕事に活かしましょう。
◆想像力が豊かな人になる
想像力は生まれ持った能力ではなく、
日々の生活の中で鍛えられる能力です。
テレビや映画などとは違い、
本は情報量がとても少ないですから、
想像力を鍛えるのにとても効果的。
本は実際の映像や音が無いので、
文章から様々な想像をしてその場面を理解することの連続です。
場面の空気感や間合い、表情、など
すべて言葉の描写で表されていますよね。
時には気持ちを推し量るように考えて読むこともあるでしょう。
その経験は実際に人と接する時に、
相手を思いやったり察したりできる能力となります。
他人の悲しみや苦しみを、
自分ごととして共感できるような優しさが育ち、
人間的にも精神的にもぐっと成長できるのです。
その結果周囲からは
「気配りができる人」
「信頼できる人」
と評価されるようになります。
想像力が豊かになると、より良好な人間関係が築けそうですね。
◆コミュニケーション力が上がる
コミュニケーション力は、
「コミュニケーションの質が人生を左右する」と言われるほど、
現代社会で重視される能力のひとつです。
読書はそんな大切な能力である、
コミュニケーションの向上にとても役立ちます。
本を読むことでたくさんの文章に出会い、
言葉を表現する能力や言葉を認識する能力が鍛えられるからです。
話題のネタが豊富で言葉選びにもセンスを感じられる、
そんなコミュニケーション上手になって、
いろいろな場面でスマートな対応ができるようになりたいものです。
そのためには幅広いジャンルの本を読み、
知見を広げ言葉の引き出しを増やしましょう。
言葉のストックが増えるほど自分の気持ちを上手に表現できるようになり、
相手の気持ちも理解できるようになります。
相手に合わせた話題を持ち出せば、
話が盛り上がりぐっと距離が近くなったと感じられそうです。
コミュニケーション力を上げて会話の質を高めましょう。
効果的な読書の方法
せっかく読書するのですから、本から学んだ知識はしっかり吸収したいですよね。
そこで本を読んだ内容が身につく、効果的な読書法をご紹介します。
◆目的のある読書をする
本を完読することを目的としないことが大切です。
読書は目的ではなくて、知識を得るための手段です。
本を選ぶ時もそうですが、
この本から何を学ぶのかしっかりと目的を決めましょう。
目的がないまま読書をすると、
退屈に感じて内容もぼんやりとしか入ってきません。
そして目的はより具体的な方が効果的です。
その時によって様々だと思いますが、
・資格を取りたい、
・知識を得て実践したい、
・ある分野の能力を高めたい
など、その本を読んだ後の具体的な目的地を決めるだけで、
読書に対するモチベーションが断然変わってきます。
また目的を定めると、
その本の中で自分にとって大事な部分と
そうではない部分がみえてきます。
自分の中で情報の整理ができるので、
読書時間の短縮にも繋がります。
◆読書の記録をする
本は読んで終わりでなく読書記録をしておくと、
記憶にとどまり効果的な読書になります。
本を読んでいると
「役立ちそうだな」
「アイデアになりそう」
など、気になる部分があると思います。
読んでいるだけでは後で思い出せなくなってしまうので、
付箋を使ったり線を引いたりして目印を付けておくといいですよ。
読み終わったら
付箋や線引きした目印をまとめて読書の記録を作ると、
後で振り返る時に便利です。
読書記録は、本文をそのまま書き写すのではなく、
自分の言葉に変換しておくことがポイントです。
自分の頭で考えて整理した言葉で書き留めておくと、
読み返す時に理解しやすくなりますよ。
◆読んだ本について話す
読書で知識をインプットするだけではなく、
誰かに伝えてさらに効果的な読書にしてみましょう。
誰かに本の内容について説明するためには、
その本が何を言いたいのかを深く理解する必要があります。
自分の言葉で本の要約ができると、
改めて内容が整理されて記憶にとどまります。
話すのが苦手であれば、SNSを利用して文章で発信してみましょう。
誰か見てくれる人がいるとなると、
わかりやすい言葉で丁寧にまとめるものです。
読んだ本の内容や感想を情報発信すれば、
フィードバックがもらえるかもしれませんし、
後から読み返すこともできます。
読書をしたらアウトプットを繰り返すことで記憶の定着ができ、
読書が効果的になります。
◆全て読まなくてもいい
本を読む時は最初から最後まで読もうとしていませんか?
小説などは最初から通して読まないと面白くないですが、
ビジネス書や啓発本などは知りたい情報を得ることが目的です。
目次を開いて読みたいところだけ読む、
パラパラとめくって知識になりそうなところを読むという程度でも充分です。
退屈に感じながら読んでいては、
時間の無駄になってしまいます。
興味のあるところをしっかりと読んで、
知りたい内容を理解できればいいのです。
◆同じ本を何度も読む
一度読んだ本を再読してみましょう。
気になるところや要点だけでも、
繰り返し読むと効果が上がります。
同じ文章でもその時の自分の状態によって感じ方が変わったり、
以前読んだ時とは違う価値観を持ったりしていることに気づくでしょう。
また再読した時の方が、
理解が深まりスムーズに読めることもあると思います。
自分の成長や変化を感じるきっかけになり、
一度だけでは身に付かなかった知識が定着していると感じるでしょう。
本を読むとよい時間
では効果的な読書をするにはよい時間帯はあるのでしょうか。
朝と夜でそれぞれのメリットをみていきましょう。
◆朝の読書
朝は頭がスッキリとして読書に集中できる時間帯なので、
読書の効果も高まります。
特に起きてから2~3時間は、
脳の働きが活発になっているゴールデンタイムです。
ゆったりとした気持ちで朝読書できると、
心が落ち着きよい一日のスタートができます。
朝の通勤時間を、読書にあてるのもおすすめです。
私は学生のころ移動中は読書と決めて、
いつも本を持ち歩いていましたが、
スキマ時間だけでも結構読めるものです。
読書の習慣をつけることにも繋がりました。
◆夜の読書
では、一日の疲れが残っている夜は読書に向いていないのか?
と思うかもしれませんが、そうでもありません。
私は試験前日の夜は決まって必死に暗記をしていましたが、
翌日になっても意外と記憶できているという経験がありました。
これは、寝ている間に脳が記憶を整理していることが関係しています。
資格の勉強など本の内容を覚えたいのであれば、
夜寝る前の読書をおすすめします。
朝起きてから、再度同じ内容を確認しておくと
より効果的になりますよ。
まとめ:今すぐ効果的な読書をしよう!
読書は継続できるとメリットだらけです。
でも、確実に読書の効果を身につけるためにはポイントがあります。
読書の目的を決め読書の記録をすれば、
読みっぱなしとはかなりの違いを感じられるでしょう。
ぜひ効果的な読書の方法を参考にして、
仕事に役立てたり人間関係をもっと円滑にしたりしていきましょう。
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