100均で発見!A5ブックカバーの賢い選び方と活用術

いつもありがとうございます。ユモカンパニーです。
教科書や実用書、それに大好きな同人誌など、実はA5サイズの本って意外と多いですよね。
大切な本を汚れや傷から守りたいけれど、専門店で高いカバーを買うほどでもないかな、と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に、100均で探してみたものの「入らない」とか「ペラペラすぎる」といった失敗談を聞くと、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
私自身も、お気に入りの本を綺麗に保ちたくて、ダイソーやセリアを何軒も回って自分に合うものを探した経験があります。
この記事では、私が実際に試してわかった各社の違いや、サイズ選びのポイント、そして見つからない時のちょっとした裏技について、同じ本好きの目線でシェアしていきたいと思います。
この記事のポイント!
- ダイソー・セリア・キャンドゥ各社のA5カバーの特徴と違い
- 同人誌や参考書に最適な素材や厚みの選び方
- サイズが合わない時に試したい代用アイデアとリメイク術
- 専門店の商品と100均アイテムの上手な使い分け基準
100均のA5ブックカバー徹底比較
まずは、私たちがよく利用する100円ショップごとの特徴を整理してみましょう。
同じ「A5ブックカバー」といっても、お店によってターゲットにしている層や、素材の強みが全然違うんです。
それぞれの得意分野を知っておくと、買い物の失敗がぐっと減るかなと思います。

ダイソーの透明タイプはコスパ最強
とにかく数を揃えたい時、真っ先にチェックしたいのがダイソーです。
特に注目なのが、文具売り場の下の方にひっそりと置かれている透明なフィルムタイプのカバーですね。
ダイソーの最大の魅力は、なんといっても圧倒的なコストパフォーマンスです。
製品によりますが、定番の「クリアブックカバー」には「12枚入りで110円」の商品が見つかることもあります。
(※店舗・時期・商品により入数や仕様は異なります)
これは、同人誌即売会で大量に購入した戦利品を一気に保護したい時や、シリーズ物のコミックを全巻カバーしたい時に本当に助かりますよね。
1枚あたり約9円という安さは、数百冊単位の蔵書を持つ私たちにとって、家計を助ける救世主のような存在です。
素材は主にポリプロピレン(PP)製で、非常に薄手でパリッとした質感が特徴です。
透明度が高く、光沢があるので、表紙のイラストがクリアに見えるのも嬉しいポイント。
ただし、薄手なので耐久性はそこそこです。
頻繁に出し入れして読む本というよりは、本棚に並べて保管しておくための「ホコリよけ」や「擦れ防止」として使うのがベストな選択かなと思います。
薄い分、本棚に並べた時にかさばらないというメリットもありますね。
同人誌に最適な厚手素材の選び方
一方で、同人誌コレクターの方や、毎日持ち歩く大切な手帳や参考書をガッチリ守りたい方が探すべきなのが「厚手」のタイプです。
これに関しては、商品パッケージに「厚手」「軟質」「教科書サイズ」といった記載があるかを必ずチェックしてください。
素材としてはポリ塩化ビニル(PVC)などの軟質素材が使われていることが多く、しっとりと手に馴染むグリップ感があります。
PP素材のようなパリパリ感がなく、伸縮性が少しあるため、本を入れた時に角が裂けにくいのが大きなメリットですね。
特に、何度も読み返したい「推し」の作品には、このタイプが推奨されます。
- 摩擦に強い:カバンの中で他の荷物と擦れても破れにくい。
- 高級感:適度な厚みと重量感があり、本自体のグレードが上がったように感じる。
- 形状維持:表紙が反りにくく、ソフトカバーの本でも形をキープしやすい。
ダイソーでもこの「厚手」タイプは見かけますが、非常に人気が高いためか売り切れていることも多い印象です。
通常タイプよりも入数は少なくなりますが(2枚入りなど)、もし店舗で見つけたら、迷わずストックとして確保しておくのが正解かもしれません。
セリアのおしゃれなデザインと特徴
「隠す収納」や「インテリアとの調和」を重視するなら、セリアが断然おすすめです。
セリアは実用性一辺倒ではなく、デザイン性に優れた文具メーカー(Amifaさんなど)の商品を多く扱っているのが特徴ですね。
透明なカバーだけでなく、クラフト紙風のものや、アンティーク調のデザインが施されたカバーが見つかることもあります。

これなら、本棚に並べた時に背表紙の色や文字情報(ノイズ)が消えて、部屋全体がスッキリとおしゃれに見えますよね。
統一感のある本棚を目指す方には最適です。
また、セリアには「オタ活(推し活)」コーナーが非常に充実していて、そこにひっそりと優秀なA5カバーが置かれていることもあります。
文具売り場だけでなく、アイドルグッズやトレーディングカードのコーナーも覗いてみると、ラメ入りのカバーやスライダー付きなど、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
キャンドゥでのまとめ買い活用法
キャンドゥは、個人の買い物はもちろんですが、サークル活動や教室運営などで「同じものを大量に欲しい」という時に意外な穴場になります。
キャンドゥの公式ネットショップでは、単品購入だけでなく「まとめ買い」に対応している商品も多くあります。
イベントで頒布する自作の同人誌に最初からカバーを付けて渡したい、といったクリエイター側のニーズ(B2B需要)にも応えてくれる存在です。
店舗での品揃えは、ダイソーの「圧倒的な量」とセリアの「尖ったデザイン」の中間くらいで、非常にバランスが良い印象があります。
定番のクリアタイプもしっかり置いてあるので、「近くにダイソーがないけどセリアよりは実用的なものが欲しい」という時に、キャンドゥは非常に頼りになりますね。
専門店と100均商品の品質比較
ここまで100均を推してきましたが、正直なところ「100均ではどうしても勝てない部分」もあります。
それはサイズ調整機能と長期保存性です。
アニメイトやとらのあな等で売られている「ミエミエ」や「ブッカー君」といった専門店の商品は、背幅に合わせて帯を調整できる粘着テープが付いていることがほとんどです。
これにより、薄いコピー本でも厚いアンソロジーでも、ピタッとジャストフィットさせることができます。
対して100均製品は単純な「袋状」であることが多く、サイズ調整が効きません。
| 比較項目 | 100均製品(ダイソー等) | 専門店製品(ミエミエ等) |
|---|---|---|
| 価格(目安) | 商品内容・入数・販売時期・販売店により異なります | |
| サイズ調整機能 | ほぼ不可(袋状) | 可能(テープ付き帯) |
| フィット感 | 本によっては余りが出る | 背幅に合わせて極めて高い |
| 静電気防止加工 | なし(ホコリが付きやすい) | あり(スムーズに入る) |
| 入手しやすさ | 全国の100円ショップ | 専門店・通販 |
「まずは手軽な100均で試してみて、どうしてもサイズが合わない大切な本や、永久保存版にしたい本だけ専門店のカバーを使う」
この使い分けが、お財布にも優しくて賢い選択だと思います。
失敗しない100均A5ブックカバー選び
ここからは、実際に購入する前に知っておきたい「失敗しないためのポイント」を深掘りしていきます。
せっかく買ったのに本が入らなかった、なんて悲劇は避けたいですからね。
本が入らないサイズ問題の解決策
「A5サイズ対応って書いてあるのに、微妙に入らない!」という経験、ありませんか?
これは、本の「厚み(背幅)」や「表紙の紙の厚さ・硬さ」が影響しているケースがほとんどです。
特に100均のカバーは、一般的な薄いノートやパンフレットを想定して作られていることが多くあります。
そのため、数百ページの分厚い同人誌やハードカバーに近い参考書だと、横幅が数ミリ足りなくなることがあります。

無理に入れようとすると、カバーの溶着部分が「ビリッ」と裂けたり、最悪の場合は大切な本の角が折れてしまったりするので要注意です。
ドライヤーで伸ばすのは危険?
ネット上には「ドライヤーで温めてビニールを伸ばして入れる」という裏技もありますが、これはリスクが高すぎます。
ビニールが変形して波打ってしまったり、熱で本の表紙のインクが溶けたりする可能性があるため、個人的には絶対におすすめしません。

もしサイズがギリギリで入らない場合は、無理をせず諦めてワンサイズ上の「B5サイズ」のカバーを買うのが安全策です。
余った上下の部分を折り込んでテープで止めるなどの加工をした方が、本への負担は確実に少なくなります。
紙や布で手作りする簡単アレンジ
どうしてもピッタリのサイズが見つからない時や、自分好みのデザインにしたい時は、「作る」という選択肢もアリです。
これも100均アイテムだけで、驚くほど簡単にできちゃいます。
例えば、セリアで売っているおしゃれな「ウィリアム・モリス柄」などのデザインペーパーやワックスペーパーを使えば、本に合わせて折るだけで、世界に一つだけの味のあるブックカバーが完成します。

また、和柄の「手ぬぐい」を使った縫わないブックカバーも人気ですね。
布の質感は手に優しく、滑りにくいので読書中のストレスも減ります。
自分で作れば、背幅の厚い本でも完全にフィットさせられますし、何より愛着が湧きます。
「隠す収納」として本棚の見た目を統一したい方には、このDIYスタイルが一番近道かもしれません。
参考書やノートの汚れ防止に活用
学生さんや資格勉強中の方にとって、A5サイズの参考書や問題集は毎日の相棒ですよね。
これらをそのままカバンに入れて持ち歩くと、どうしても角が折れたり、手垢で黒ずんだりしてしまいます。
そんな時こそ、100均のカバーの出番です。
特にPVC(塩ビ)素材のカバーなら、カフェで勉強している時に冷たい飲み物の水滴がついてもサッと拭き取れますし、汚れを気にせずガシガシ使えます。
精神的な安心感は勉強効率にも直結します。
勉強のモチベーションを維持するためにも、テキストは綺麗な状態を保ちたいもの。
わずか100円でその安心感が買えるなら安いものかなと思います。
ちなみに、使い終わったテキストをメルカリ等で売る際も、カバーをかけていたことで状態が良いと評価されやすい場合があります。
(※価格や売れやすさは需要・状態・時期によって異なります)
厚みのある本を入れる際の注意点

最後に、厚みのある本を入れる際の注意点です。
アンソロジーや合本、辞書的な分厚い参考書などは、背幅が10mm〜20mmになることも珍しくありません。
100均の一般的な「A5クリアポケット」などはマチ(厚み分の余裕)がないため、こうした厚い本には不向きです。
パッケージに「マチ付き」や「厚物対応」と書かれているかを確認しましょう。
もし専用品が見つからない場合は、先ほど触れたように「紙で自作」するか、あるいは上級者向けのテクニックがあります。
それは、100均の「軟質カードケース(A4サイズなど)」をカットして自作のハードカバー風にする、といった工夫です。
ちなみに、本が増えてきて収納場所に困っているという方は、カバーをかけた後の収納方法も見直してみると良いかもしれません。
本棚のスペースを有効活用するコツについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
100均A5ブックカバーの活用まとめ

今回は、a5 ブック カバー 100 均というテーマで、各社の特徴や選び方について深掘りしてきました。
結論として、大量の薄い本を安く守りたいならダイソーの12枚入り、見た目やインテリア重視ならセリア、そしてサイズ適合に不安がある大事な本には専門店のカバー。
この使い分けが最適解かなと思います。

長期保管には以下の記事も参考になるかと思います。
私の使い分けルール
- 一時保管・大量の同人誌 → ダイソー(薄手・高コスパ)でとりあえず保護。
- 持ち歩く手帳・参考書 → ダイソー・セリアの「厚手・軟質」で見つけ次第確保。
- リビングに置く本 → セリアの紙素材でリメイクしてインテリア化。
- 絶対汚したくないレア本 → 専門店(アニメイト等)でジャストサイズを購入。
たかが100円、されど100円。
用途に合わせて賢く選べば、あなたの大切な本たちをしっかりと守ってくれる頼もしい味方になります。
ぜひ、次のお買い物の参考にしてみてくださいね。
※本記事は筆者の個人的な体験・調査に基づく一般情報であり、各ショップやメーカーの公式見解を示すものではありません。商品仕様・価格・在庫状況は変更される場合があります。